| ラベンダーはアロマテラピーで最もポピュラーな精油です。
その理由は、香りの良さに加え、多様な特性を持っており、少量なら
原液をつけても大丈夫なとても安全な精油だからでしょう。
ラベンダーは地中海原産でヨーロパ全土で花を咲かせています。ヨーロッパにはギリシャの植民兵によって紀元前7世紀頃に持ち込まれたと言われています。
真性ラベンダーに限っては、イギリス産が上等とされていて、イングリッシュ・ラベンダーと別名があるほどです。
ラベンダー「Lavender」のもとになったラテン語「Lavo」は「洗う」という
意味です。ローマ人はこれを浴槽に入れて沐浴し、創傷もこれで洗いました。 学名の「officinalis」は「薬用」という意味です。
ラベンダー水はエリザベス朝、スチュアート時代に人気が高かったもので、これはチャールズ2世の妻、マリア・ヘンリエッタ妃のお気に入りの香水でした。
フランスの薬品・化粧品の研究者だったガットフォセは、実験中に手に火傷を負ってしまい、たまたま近くにあったラベンダー精油の中に手を浸してみたところ、みるみると治ってしまったというエピソードがあります。それを機にガットフォセはさらに精油の研究に打ち込むようになりました。1928年に「アロマテラピー」という言葉を生み出したのは、このガットフォセです。 |